2016/12/16 FX外国為替各社の予想と円安に流れる?
FXブログ
2016-12-16 13:00:29

2016/12/16 FX外国為替各社の予想と円安に流れる?

投稿者:のりだーさん

こんにちは
FOMCで円安後、機能も勢いは止まらずに円安へ流れました。
夜半には流石に戻しもあり、株の上値も重かったため止まりましたね。
勢いが強い為、もう一段も考えられますが今日のアメリカの指標は住宅着工件数くらいなので、どちらかというとユーロの落ち込みが気になるところです。
昨日からEU首脳会議が行われていますが、行き過ぎ感から日本やユーロから為替への牽制が出そうな気もしますのでそちら側も注視しましょう。

ロイター
117.50-119.00
[東京 16日 ロイター] -<7:47> ドル117.50─119.00円の見通し、株価にらみ週末の調整への警戒も ドル/円は118.25円付近、ユーロ/ドルは1.0417ドル付近、ユーロ/円は123.05円付近。きょうの予想レンジはドル/円が117.50─119.00円、ユーロ/ドルが1.0350─1.0480ドル、ユーロ/円が122.40─123.90円とみられている。ドル/円は、海外時間の株高の基調を引き継げば、東京時間も底堅くなりそうだとの見方が聞かれる。ただ「大型イベントを通過した後でもあり、週末の調整がどの程度になるかには注意が必要」(国内金融機関)との指摘が出ていた。経済指標としては米住宅着工件数などの発表がある。ラッカー米リッチモンド地区連銀総裁の発言機会も見込まれている。前日のニューヨーク外為市場では、ドルが主要通貨に対して買われ、ドル/円は一時、前日比1.4%高の118.66円と2月上旬以来10カ月半ぶりの高値をつけた。米連邦準備理事会(FRB)がこれまでよりタカ派的な姿勢を強めるとの観測に加え、トランプ次期米政権下で米経済成長が加速するとの期待が背景。

http://jp.reuters.com/article/idJPL4N1EA5PY

SMBC信託銀行
117.50-118.80
ドル円は3営業日続伸。米国で発表された経済指標は、①11月の消費者物価指数(CPI)伸び率が前年比2.1%で10月と変わらず物価上昇に一巡感が広がった、②12月のフィラデルフィア連銀製造業景気指数はプラス21.5と前月(プラス7.6)から大幅に上昇し、2014年11月以来の高水準を付けた、など強弱まちまちとなった。ただ、米連邦公開市場委員会(FOMC)メンバーのドット・プロット(金利予測分布図)が来年の利上げ回数を3回に引き上げられたことが引き続き材料視され、ドル買い優勢の展開に。ドル円は欧米市場で118円台後半まで上昇し、2月3日以来の高値を付けた後に下げに転じたが、117円台半ばでは底堅さが示された。市場予想によれば、米国で今晩発表される11月の住宅着工件数、同許可件数はいずれも前月から伸びが鈍化する見通し。足元のドル高に一服感が広がるかどうか注目。

https://www.smbctb.co.jp/rates_reports/reports/fx_daily.html

みずほ銀行
117.70-119.20
 昨日のドル/円相場は118円台半ばまで上昇。FOMC後のドル高の流れを引き継ぎ、ドル/円相場は117円台前半でスタート後も底堅い展開。日本株が寄り付きから堅調となると円安地合いとなり、アジア時間序盤には117.86まで上伸。次第に株式市場が上値を重くしたことや、輸出企業の円買いフロー等を受け、117円台前半まで押し戻される局面もあったが、株が値を戻すなか、欧州時間入り後は米金利が上昇したこともあり再びドル買いの勢いが強まると、ドル/円はアジア時間の高値を上抜け、118.66レベルまで上昇、ユーロ/ドルは同安値を下抜け、1.04割れまで下落した。一旦ポジションの調整も入りながら、米経済指標(やや強めのNY連銀製造業指数やフィラデルフィア連銀指数、ほぼ事前予想通りのCPI等)については大きな反応はなかったが、その後、再びドル買いの流れとなると、対円では118.64レベル、対ユーロでは1.0367レベルを示現した。引けにかけては米株も上値を重くしたことからドル買いも一服し、ドル/円は118円台前半で東京に戻ってきている。 FOMC参加者によるFF金利見通しは9月対比上方修正されたが、これが市場に織り込まれていくことになれば米金利は一段と上昇していく可能性があり、足許の高い相関性を踏まえると、つれてドル高も進む公算が大きいといえる。ここもと頻繁に見られてきたように、昨日も対円主導でドル高が進んだ場面があり(欧州時間帯など)、非商業部門のIMMネットポジションはすでに円ショートに転じたことからその勢いが鈍化していくリスクも意識しておきたいが、リスク・リバーサルはいまだ広く円コールオーバーであるなど、極端に見方が偏っているとは言い難い状況下、この地合いはまだ継続するかもしれない。ただ、FOMC結果公表日の14日のように、金利の上昇が株式市場にネガティブに捉えられるようになれば、為替市場では円が強含み易くなることが予想されるため、注意が必要だろう。

https://www.mizuhobank.co.jp/rate/market/pdf/daily/dmn161216.pdf