2016/1/8 FX外国為替各社の予想レンジ
FXブログ
2016-01-08 10:45:03

2016/1/8 FX外国為替各社の予想レンジ

投稿者:のりだーさん

おはようございます。
今夜はアメリカの雇用統計発表なので様子見と言いたいところなのですが、ご存じの通り最近の不安要素が多い為リスク回避傾向から円高に流れ続けています。
ただ30分ほど前に発表されましたが、中国人民銀行が人民元の対ドル基準値を1ドル=6.5636元に設定しました。
この影響で1円近く円安に流れています。円高への流れが強かったので流れが変わるか注目といった所です。

MorningStar
116.20-118.20
予想レンジ:1ドル=116円20銭-118円20銭  8日の東京外国為替市場は引き続き中国動向が焦点となる。前日は中国人民銀行(中央銀行)の対ドル基準値設定が伝わってから一時1ドル=117円32銭まで急落。その後は118円台を回復する場面も見られたものの、その後は再度117円台半ばまで下落した。  連日、日本時間午前10時15分すぎに中国の対ドル基準値設定が伝わってから金融市場が大きく動く展開となっているため、きょうもこの時間には注意したい。また、中国株は暴落が止まらないが、中国当局は話題となったサーキットブレーカーをきょうから停止する。当局はこの制度が個人投資家の不安を増したと判断したようで、導入後わずか4日での撤回となった。これが中国株式市場にどう影響するかだろう。  今晩は米雇用統計の発表を控えるため通常は東京時間から意識される。ただ、今回は中国動向の不安定さが上となりそうだ。 ◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

http://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20160108-00543831-mosf-market

ロイター
117.10-118.40
[東京 8日 ロイター] -<07:48> きょうの予想はドル117.10―118.40円、仲値までは底堅い ドル/円は117.63円付近、ユーロ/ドルは1.0922ドル付近、ユーロ/円は128.50円付近。きょうの予想レンジはドル/円が117.10―118.40円、ユーロ/ドルが1.0860─1.0990ドル、ユーロ/円が127.90―129.20円。きょうは実質的な五・十日ということもあり、ドル/円は仲値公示付近まで底堅く推移しそうだ。このところ中国人民銀行が人民元の対ドル基準値を元安方向に設定していることが市場のリスク回避姿勢を強める結果となっており、午前10時15分の同基準値発表直後に大きく動く可能性がある。基準値の発表後は、日本が三連休前であることや、今晩米国で雇用統計の発表を控えていることなどから、やや手がけにくくなりそうだという。リスク回避に歯止めがかからずに国内外の株価が大きく崩れた場合は、117円前半まで下押しされる可能性もありそうだ。

http://jp.reuters.com/article/idjpl3n14r5o120160107

SMBC信託銀行
117.0-118.30
ドル円の上値は依然として重く、118円までショートカバーで上昇した後は、米株の下落を横目に117円台半ばまで反落。2015年12月の中国の外貨準備高が、3兆3,304億ドルとなり、前月比の減少額が1,079億ドルと過去最大となったことが市場の不安を増幅させている。本日も人民元相場が続落するようであれば、本日もリスクオフの円高傾向が続く公算が大きい。昨日の中国オンショア(国内)人民元レートは1ドル=6.5926元付近で引けており、同水準を大きく下回ればドル円はアジア時間に117円ちょうどを一時割れる可能性も。一方、本日発表される12月の米雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比21万人増、失業率は5.0%、平均時給は前年比2.7%に上昇すると当行は予想している*¹。予想通り良好な結果となれば、NY時間にドルが反発する可能性も。*1 「モーニング経済メモ」, 2016/1/4, Citi Research
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https://www.smbctb.co.jp/rates_reports/reports/fx_daily.html

みずほ銀行
116.80-118.10
 昨日のドル円は下落した。118.62レベルでオープンした東京市場のドル円は仲値にかけて118.75まで上昇。しかし、中国人民銀行が人民元の対ドル基準値を昨年8月の中国ショック以降最大の下げ幅に設定すると、リスク回避の地合いから118円台前半に軟化。続いて、中国株式市場では取引開始から30分も経たずに前日比7%下落し、今週2度目となるサーキットブレーカーが発動すると、ドル円は117円台半ばまで軟化した。海外時間に入り、東京時間に見られたリスク回避的な円買いに加え、ユーロドルが上昇する動きにドル円は117.33まで下げ幅を拡げた。その後、中国当局がサーキットブレーカーの制度を一旦停止すると発表したことなどを好感し株式市場が下げ渋りを見せ、ドル円は118.28まで上昇。しかし、この水準ではドル売り意欲も強く、米株が軟調に推移し米金利が低下する展開に終盤にかけてドル円は上値重く推移し、117.68レベルで取引を終えている。 本日のドル円は上値の重い展開を予想する。目下、ドル円最大のトピックスは中国金融市場の動向だろう。昨日は中国株式市場においてサーキットブレーカーが発動、また中国元についても不安定な推移が続いている。中国当局は金融市場の安定化に向け、株式市場において大株主の売却規制の強化、サーキットブレーカー制度を一旦停止を発表。人民元相場についても介入(元買い)などの対応を講じている模様。しかし、本日については昨日30分程度の取引に留まった中国株は売りで始まる蓋然性が高く、人民元の基準値についても元安に設定される可能性が高いだろう。米株、商品市場も振るわない推移となる中、リスクセンチメントの改善するきっかけもつかめない中、ドル円は上値重い展開がメインシナリオか。また、本日は雇用統計の発表が予定されている。前哨戦となるADP雇用統計、新規失業保険申請件数は米雇用環境の堅調さを示唆する結果となったが、商品価格の上値の重い推移が見られる中で、仮に雇用統計で良好な結果が出たとしても米利上げ観測が高まりを見せることはないだろう。

http://www.mizuhobank.co.jp/rate/market/pdf/daily/dmn160108.pdf