2016/6/29 FX外国為替各社の予想レンジ
こんにちは
昨日は日本の介入があるのではというのと市場も若干落ち着いて、徐々に円安にながれました。
個人的には予想より早い動きでしたが、アメリカの第1四半期GDPが予想を上回り更に円安になりました。
若干落ち着いたもののまだ中期で考えた場合は円高を予想しています。
再投票の話も出てきていますし、離脱派の方もEUへの対応を考慮するような発言をするなど、話が二転三転し始めています。
すぐ離脱になる訳ではない所、移民問題がなくなる訳ではない所など、今後の対応でまたブレそうです。
問題点がしっかりと見えてくるのはまだ先になりそうなので、まだしばらくイギリス関連のニュースに揺さぶられる事になりそうです。
ロイター
101.80-103.30
[東京 29日 ロイター] -<07:40> ドル101.80─103.30円の見通し、円売りの持続性は微妙 ドル/円は102.60円付近、ユーロ/ドルは1.1070ドル付近、ユーロ/円は113.60円付近。きょうの予想レンジはドル/円が101.80―103.30円、ユーロ/ドルが1.1000─1.1130ドル、ユーロ/円が112.80―114.30円とみられている。前日終盤のニューヨーク市場では、英ポンドとユーロが対ドルで反発した。英国の欧州連合(EU)離脱決定をきっかけにした急激な売りの流れが一服した。リスク回避ムードが若干和らいだことで、逃避先通貨となっていた円はドルに対して下落した。市場では「前日の海外市場では円売りが目立った。ただ、それは英EU離脱をはさんだ過度なリスク回避姿勢の後退を受けたもので、今後まだ不安定な状況が続くことが予想され、足元の円売りの持続性は微妙だ」(外為アナリスト)との意見が聞かれ、ドル/円の反発が勢いづくかは不透明な状況だ。
http://jp.reuters.com/article/idJPL4N19K51C
SMBC信託銀行
102.10-103.10
ドル円は反発。英国の欧州連合(EU)離脱懸念に伴う投資家のリスク回避姿勢が後退し、主要国の株価が上昇するなか、ドル円は101円台半ばから102円台後半へ上昇した。なお、1-3月期の米実質GDP成長率(確報値)は前期比年率1.1%と市場予想(同1.0%)を上回り、改定値(同0.8%)から上方修正されたものの、ドル円相場への影響は限定的だった。市場予想によれば本日発表される5月の米個人消費支出(PCE)は前月比0.4%増、PCEデフレーターは前年比1.0%上昇とそれぞれ前月(同1.0%増、同1.1%上昇)から伸びが鈍化する見通し。米国における早期利上げ観測が後退しドル高に一服感が広がるなか、ドル円は上値の重い値動きとなろう。
https://www.smbctb.co.jp/rates_reports/reports/fx_daily.html
みずほ銀行
101.50-103.00
昨日のドル円は上昇した。東京時間101.81付近でオープン。日経平均株価が前営業日対比マイナスで寄り付き後も下げ幅を拡大する動きに、ドル円も連られ安となり安値101.55まで下落した。しかしその後、株価が反発しプラス圏に浮上すると、ドル円も102円ちょうど付近まで上昇した。海外時間入り後は、本邦から大型補正予算や介入も視野に入れた円高対策の検討に着手したとの報道が伝わると、円売り地合いとなりドル円は102円の半ばまで上昇。その後、米6月消費者信頼感指数が市場予想を上回ったことや米株の堅調な推移にサポートされ、ドル円は高値102.84をつけ、102.74付近でクローズした。 本日のドル円は上値の重い展開を予想する。英のEU離脱決定を受けた格付け会社の英国債の相次ぐ格下げやポンドが対ドルで30年ぶりの安値を更新したが、昨日は3営業日ぶりに反発しており、株式市場も総じて堅調に推移したことから、先週末からの混乱は一旦は落ち着いたように思う。しかし昨日からEUサミットが開催されているが、事態を早期収拾したいEUと有利な条件が整うまで正式な離脱通知を出すべきではないとする英国との間には当然ながら溝があり、欧州の不透明な情勢は続くだろう。ユーロ圏の成長鈍化に伴う世界経済の先行き懸念が燻る中、英中銀の利下げ、ECBの追加緩和への期待が高まり、米国では利下げ観測が出始めている。本邦サイドでも政府・日銀による緊急会合等あるものの、過度な期待は禁物だろう。かかる状況下ドル円に関しては、昨日こそ調整が入り反発したものの一段と上昇する材料に欠ける一方で、各国の政策による下落リスクに警戒が必要だろう。
http://www.mizuhobank.co.jp/rate/market/pdf/daily/dmn160629.pdf
Shere