2016/6/30 FX外国為替各社の予想と今日の予想
FXブログ
2016-06-30 11:34:46

2016/6/30 FX外国為替各社の予想と今日の予想

投稿者:のりだーさん

こんにちは
昨日は円高に流れましたが、海外時間から徐々に株高に釣られて円安展開になりました。
ただ今朝からやや円高の流れになってます。
この前もお伝えしましたが、レンジ相場の流れになってますね。
イギリスの方もEUとの交渉、スコットランド問題など、市場は若干落ち着いたものの火種は多そうです。
今日はアメリカの新規失業保険申請件数に注目しつつ、イギリス方面のニュースにはまだまだ注意しておいた方が良さそうですね。(個人的には離脱の決定で若干影響は減ったと考えてます)
明日は第一金曜日ですが、雇用統計は来週の8日になります。

ロイター
102.10-103.60
[東京 30日 ロイター] -<07:55> ドル102.10─103.60円の見通し、月末の実需のフローが入りやすい ドル/円は102.87円付近、ユーロ/ドルは1.1124ドル付近、ユーロ/円は114.34円付近。きょうの予想レンジはドル/円が102.10―103.60円、ユーロ/ドルが1.1060─1.1190ドル、ユーロ/円が113.60―115.10円とみられている。東京時間のドル/円は102円後半を中心にもみあいそうだという。月末のフローが入りやすく、輸入企業のドル買い/円売りに株高が重なった場合は「103円に乗せる可能性は十分にある」(国内金融機関)という。ただ、103円台では売りたい参加者が多いとみられ、103.25円前後を上抜けできるかがポイントになるという。ドル/円の下値は、前日下げ止まった102円前半がサポートになりそうだ。「かたち的にはリスク回避の巻き戻しで円が売られているが、あくまでも調整の範囲内。ブレグジットの問題が解決したわけではないので中期的に円高方向に動いていきそうだ」(同)という。

http://jp.reuters.com/article/idJPL4N19L58K

SMBC信託銀行
102.30-103.30
欧米株式相場が上昇するなど市場心理の回復が続くなか、ドル円は102円台前半から103円ちょうど付近へ上昇した。なお、米国で発表された5月の個人消費支出(PCE)デフレーターは前年比0.9%上昇と4月(同1.1%上昇)から伸びが鈍化したものの、コアPCEデフレーターは同1.6%上昇と前月から変わらずドル相場への影響は限定された。本日はセントルイス地区連銀のブラード総裁がロンドンで講演する予定。同総裁は今月に入り2年半後のFF金利を0.63%と予想していることを明らかにしたが、英国の欧州連合(EU)離脱を巡る国民投票を経てハト派姿勢を強めていることが示唆されればドル円相場の重しとなるだろう。

https://www.smbctb.co.jp/rates_reports/reports/fx_daily.html

みずほ銀行
102.20-103.30
 昨日のドル/円は東京時間に下落するも、海外時間に戻す展開。東京時間のドル/円は102.70レベルでオープン。午前中はFRBのパウエル理事の「英国のEU離脱決定で世界的なリスクが高まった」、「離脱の影響を見極めるのは時期尚早」といった発言が伝わると、ドル/円は下落。午後に入り日経平均株価が上げ幅を縮小させる動きを見せると、一時安値102.17を付けた。海外時間に入ると、発表された指標は強弱入り混じる結果となり、ドル/円の反応は限定的に。しかしながら、世界的に株式市場が堅調に推移する展開にドル/円も徐々に値を戻し、一時高値102.94を付け、結局102.80でNYクローズを迎えている。 英国離脱決定後の過度なリスク回避の流れは一旦後退し、市場の緊張は薄らぎつつある。週明け後の原油相場、株価は反発の動きを見せており、特に英国株の指標であるFTSE100種指数は、ほぼ離脱決定前の水準まで回復。ポンド/円、ユーロ/円も続伸している。しかしながら、EU離脱交渉を巡る英国の動きについては、キャメロン首相は9月に選出される後任に離脱交渉を委ねる考えを示しており、英国とEUの交渉が開始されるのは早くとも9月上旬以降とされる中、昨日にはスコットランド行政府首相がスコットランドのEU残留の意向を表明するなど交渉を巡る不透明感は燻り続けている。かかる中、昨日行われたFRBのパウエル理事の講演では「FRBの政策判断に必要となる離脱の影響を見極めるには時期尚早」と述べ、当面の米国追加利上げが困難である可能性が示唆された。英EU離脱交渉を巡る懸念が根強く燻り続け、米追加利上げ期待もほぼ後退している状況下においては、目先のドル/円の上値は限定的なものになると考えている。

http://www.mizuhobank.co.jp/rate/market/pdf/daily/dmn160630.pdf