2016/7/20 FX外国為替各社の予想とイギリス失業率
FXブログ
2016-07-20 11:59:15

2016/7/20 FX外国為替各社の予想とイギリス失業率

投稿者:のりだーさん

こんにちは
昨日も書きましたがやや円安への流れが継続ですね。
昨日は朝に下げましたが、日経平均が回復すると共に再度円安に流れました。
個人的にはそれほど影響がないかと思っていた、アメリカの6月住宅着工件数が予想を上回り更に円安というかドル高へ。
ただやはり上値が重い展開ですね。
今日はやや円安方向で、17時半からのイギリス失業率の発表に注目しています。
EU離脱と移民の件で引き続きイギリス問題には要注意ですね。(ただ前ほど影響はないので、離脱問題がもっと表面化してから影響出るかもですね)

ロイター
105.50-106.80
[東京 20日 ロイター] -<07:54> ドル105.50─106.80円の見通し、クロス円に下値余地も ドル/円は106.18円付近、ユーロ/ドルは1.1017ドル付近、ユーロ/円は116.93円付近。きょうの予想レンジはドル/円が105.50―106.80円、ユーロ/ドルが1.0970─1.1170ドル、ユーロ/円が116.30―117.50円とみられている。前日のニューヨーク市場では、主要6通貨に対するドル指数 が4カ月ぶり高値を付ける場面があったが、その後は上値が重くなった。ドイツの欧州経済センター(ZEW)が発表した7月の景気期待指数は2012年11月以来の低水準を記録した。一方で、米6月住宅着工件数は市場予想を上回る増加だった。一方、国際通貨基金(IMF)は19日に公表した最新の世界経済見通しで、世界全体の成長率の見通しを16年は3.1%、17年は3.4%とし、4月時点の予想からそれぞれ0.1%ポイント下方修正した。英国の欧州連合(EU)離脱決定で「不確実性が大きく増した」とした。この日は「株先や原油価格が軟調なこと、IMFの成長見通し下方修正、堅調な米指標にもかかわらず米長期金利が低下したことなどで、ドル買い気運は盛り上がりにくい」(外為アナリスト)とみられている。ただ、105円半ばではドル買い需要も期待され、サポートされるとみられている。クロス円では下値リスクが意識されている。英ポンド/円 は139.15円付近。一時は138.93円まで下落した。直近の高値は15日に付けた143.22円。

http://jp.reuters.com/article/idJPL4N1A54TU

SMBC信託銀行
105.50-106.80
6月の米住宅着工件数は年率換算119万戸(前月比4.8%増)と2月以来の高い伸びとなり、住宅市場の底堅さを示した。ただ、米国の主要株価指数が高値圏でもみあいとなったことなどを受けてドル高・円安に一服感が広がり、ドル円は105円台後半から106円台半ばで振幅した。なお、国際通貨基金(IMF)が19日に公表した世界経済見通しによれば、2616年の世界GDP成長率見通しが3.1%と4月時点(3.2%)から下方修正されたほか、英国は景気後退に陥る可能性が示された。米景気回復期待は高まっているが、世界経済の先行き不透明感が残るなか米連邦準備理事会(FRB)の利上げは9月以降に先送りされる可能性が高く、ドル買いには弾みが付きにくい。ドル円は6月24日高値106円84銭付近を上抜けても、日足一目均衡表の雲下限107円87銭で上値の抵抗を受けよう。

https://www.smbctb.co.jp/rates_reports/reports/fx_daily.html

みずほ銀行
105.50-106.50
昨日のドル円は106円を挟んで揉み合う展開。東京時間106.18付近でオープン。日経平均がプラスで寄り付いた後上げ幅を縮小させると、ドル円も連れ安となり106円台を割り込んだ。午後に入り安値105.65まで下落したが、引けにかけて日経平均が上げ幅を拡大させると、ドル円もじりじりと上昇し106円台を回復。海外時間序盤は106円台前半での推移となったが、米6月住宅着工件数が市場予想を上回るとドル買いの流れとなり高値106.53をつけた。しかし、英の国民投票(6/24)以来の高値ということから、利益確定の売りなどに106円台前半まで押し戻され、結局106.13付近にてクローズ。 本日のドル円は底堅い展開を予想する。先週にバーナンキ前FRB議長が黒田日銀総裁、安倍首相それぞれと会談を実施したことで、市場では俄かにヘリコプターマネーへの観測が高まりを見せた。日銀が直接国債を購入しなくとも、現状すでに財政政策と緩和的な金融政策が実質的にはヘリコプターマネーとする見方もある。菅官房長官から「検討している事実はない」や黒田総裁からは「現行法制度の下では実施できない」等の全面的に否定するような発言に対して、市場の感応度は低いように思う。政府からの経済対策の詳細が明らかになり、月末に控える日銀政策決定会合の結果が分かるまでは、財政・金融政策期待がドル円のサポート材料となろう。本日については、特段新たな材料は見当たらず、昨日に引き続き106円台付近での推移となろう。

http://www.mizuhobank.co.jp/rate/market/pdf/daily/dmn160720.pdf