2016/5/23 FX外国為替各社の予想と注目ポイント
FXブログ
2016-07-21 11:48:33

2016/5/23 FX外国為替各社の予想と注目ポイント

投稿者:のりだーさん

こんにちは
予想通り円安には流れましたが、想定より流れが早かったです。
日本の経済対策報道、アメリカの各企業の決算が好調だった事や、ポンドが回復してきた事もあり、円安への流れが強いですね。
今日はユーロのECB政策金利発表、ドラギECB総裁の記者会見があります。
ただ、それほど重要度が高くないながらもアメリカの指標発表が多くありますし、アメリカの企業の決算発表が続く為。
どちらかというとこちらの方に注目。
日本の方は期待通りの追加緩和策を出してくるかどうかですね。

ロイター
106.40-107.90
[東京 21日 ロイター] -<08:00> ドル106.40─107.90円の見通し、107円台での上昇スピードは緩やか ドル/円は107.10円付近、ユーロ/ドルは1.1011ドル付近、ユーロ/円は117.96円付近。きょうの予想レンジはドル/円が106.40―107.90円、ユーロ/ドルが1.0940─1.1070ドル、ユーロ/円が117.10―118.60円とみられている。東京時間のドル/円は107円前半でもみ合う展開が予想される。前日海外時間、レジスタンスとみられていた英国の欧州連合(EU)離脱決定前の高値106.87円を上抜けたことで、上方向への視界が広がった。ただ、久しぶりの高値圏のため輸出企業や短期筋からドル売りが出やすく、107円台での上昇スピードは緩やかになりそうだという。ドル/円の下値は徐々に切り上がってきており、106円半ばでは押し目買いが入って下値を支えるとみられている。東京時間は株価の動向をにらみながら上下し、海外時間が近づいてくれば欧州中央銀行(ECB)理事会とドラギ総裁の会見に関心が集まりそうだ。ドル/円は午前6時ごろに107.46円まで上昇。6月7日以来約1カ月半ぶりの高値をつけた。市場では「ストップロスを狙った仕掛け的なドル買い/円売りが入ったのではないか」(国内金融機関)との声が出ていた。

http://jp.reuters.com/article/idJPL4N1A6519

SMBC信託銀行
106.60-107.90
日本政府が20兆円規模の経済対策を検討していると報じられたほか、日銀による追加緩和策への期待感も根強く円売りが優勢となった。また、米2年債利回りが0.71%台と6月24日以来の高水準を付けるなど米利上げ観測がジワリと高まるなかドル高の流れも続き、ドル円は105円台後半から107円台前半へ値を伸ばした。本日米国で発表される週間新規失業保険申請件数や6月の中古住宅販売件数は前回を下回る内容が市場で見込まれており、ドル高円安に一服感が広がる可能性も。チャート上、ドル円は日足一目均衡表雲上限の位置する107円73銭付近が目先の上値メドとなろう。

https://www.smbctb.co.jp/rates_reports/reports/fx_daily.html

みずほ銀行
106.60-107.60
 昨日のドル円は上昇。106.15で東京時間オープン後、日経平均株価が下落するのに連れられドル円は安値105.83まで下落。しかしその後日本株が下げ幅を縮小させるとドル円は106円台を回復し、底堅く推移。海外時間入り後も、好調な米企業決算発表を受けた米株の上昇や、日銀への政策期待やポンド円の上昇に支えられ、ドル円は高値107.03まで上げ幅を拡大。終盤は小緩み、106.89でNYクローズを迎えている。 ドル円は英国民投票の結果発表直前の高値(106.87)を上抜け、約1ヶ月ぶりに107円台を回復。単にBrexitによって急激に進んだ円高の巻き戻しに留まらず、足許のドル円は底堅い値動きとなっているようだ。本邦政策期待や、此処許急落した英ポンドに資金が集まるることによるポンド円の上昇、最高値圏で堅調な推移を続ける米株、ユーロドルの下落(対ドルでのユーロ売り)など複数の要因がドル円を下支えしていると考えられる。本日についても、米株の上昇から日本株も堅調な推移となりやすく、ドル円は小確りとした推移が想定される。しかし投機筋の円買い持ちポジションは既にかなり縮小されていると考えられることから、ここからのドル円の上昇は限定的となろう。むしろ米利上げ期待が思うように高まらず、日銀への政策期待が裏切られ円高局面に戻ることも警戒しておくべきか。また本日はECB理事会が予定されているが、Brexit後の市場混乱が一旦収束し、実体経済への影響を確認するには日が浅すぎる現状では政策据え置きがメインシナリオか。しかし7月のドイツZEW景況感期待指数が-6.8(市場予想は+9.0)と低迷するなど先行きは明るくない。ドラギ総裁からは追加緩和を示唆する発言が出ることが予想されるが、相場への影響は少ないだろう。

http://www.mizuhobank.co.jp/rate/market/pdf/daily/dmn160721.pdf