2016/8/10 FX外国為替各社の予想とやや円高へ?
FXブログ
2016-08-10 11:28:35

2016/8/10 FX外国為替各社の予想とやや円高へ?

投稿者:のりだーさん

こんにちは
昨日は日中ほぼ動きがなく、欧州時間から徐々にドルが下げた影響で円高に流れました。
下げ止まるかと思ってましたが、日本市場のオープンから再び円高に流れています。
商いが薄いので株価や原油等の影響をもろに受ける形になっていますね。
昨日も書きましたが、売り買いが少ない=大口が入ると変動が激しくなる可能性もある為、流れとしてはそれほど動かないと思いますが警戒はしておいた方が良いでしょう。

ロイター
101.30-102.50
[東京 10日 ロイター] -<07:50> ドル101.30─102.50円の見通し、株・金利・原油で方向感探る ドル/円は101.90円付近、ユーロ/ドルは1.1117ドル付近、ユーロ/円は113.28円付近。きょうの予想レンジはドル/円が101.30─102.50円、ユーロ/ドルが1.1070─1.1270ドル、ユーロ/円が112.60─113.80円とみられている。ドル/円は、市場参加者の多くが夏季休暇入りする中で動意は乏しいと見込まれている。目先の材料も特にないことから「株価や金利、原油価格の動向を眺めて方向感を探る展開になりそうだ」(国内金融機関)という。商業決済の集中する五・十日に当たり、「夏枯れとはいえ、仲値公示までは多少のフローが出るのではないか」(同)との見方も示されていた。経済指標としては、日本の機械受注、米住宅ローン・借換え申請指数などが予定されている。

http://jp.reuters.com/article/idJPL4N1AQ58S

SMBC信託銀行
101.20-102.40
日本株が上昇するなど投資家のリスクテイクの動きが先行し、ドル円は102円台後半へ上昇する場面もみられた。ただ、その後に発表された4-6月期の米非農業部門労働生産性は前期比0.5%低下と市場予想(同0.4%上昇)を下振れ、米国経済の拡大に不安を残す内容。こうしたなか、ドル安地合いとなりドル円は101円台後半へ押し戻された。本日発表される6月の米求人件数は558万8000件と5月(550万件)を上回ると市場で見込まれている。それでも、低インフレの長期化や英国の欧州連合(EU)離脱(Brexit)に伴う悪影響への警戒感もくすぶるなか、米国の年内利上げ観測を高めるには力不足とみられ、ドルには上値の重さが残りそうだ。ドル円は8月8日高値102円66銭付近が目先の上値メド。

https://www.smbctb.co.jp/rates_reports/reports/fx_daily.html

みずほ銀行
101.60-102.60
 昨日のドル円は海外時間に下落する展開。102.28レベルで東京時間をオープンしたドル円は、特段新規の材料に乏しい中でドル買い優勢となり、高値102.53まで上昇。しかし反落しその後は102円台前半で揉み合う展開が続いた。海外時間入り後は欧州株が確りと推移するとユーロドルが上昇、ドル売りが優勢となるとドル円の上値は重くなった。その後米第2四半期の非農業部門における労働生産性が予想外に低下したと発表されるとドル売りが強まり、米金利も低下する展開にドル円は101円台後半へ下落。米株が堅調に推移したことでドル円は下げ止まり、薄商いの中で一時安値101.79を付けるものの、下押し圧力は限定的となりドル円は101.90NYクローズを迎えている。 先日の米雇用統計では2ヶ月連続で市場の期待を上回る数字が出てきたものの、FF金利先物市場における年内利上げの織込みは5割に満たず(9月は3割未満)、依然として米利上げに対して市場参加者は慎重な見方をしているようだ。利上げ観測が高まりづらいことに鑑みると、ドル円は中長期的には上値が重いか。各FOMCメンバーも先日の雇用統計前までは年内の利上げには前向きながらも慎重な姿勢が目立っており、先日の雇用統計や今後発表される経済指標を受けてスタンスがどのように変わっていくか注目したい。一旦イベントを消化し、ドル円は大きな方向感が出づらい展開がしばらく続くだろう。ただ、堅調な米株の動きに代表されるようにリスクセンチメントには改善が見られており、昨日の101円台後半での底堅さや先週100円台の後半まで下落した局面での買い戻しの動きを見ると、短期的にはドル円の下値は堅そうだ。本日については、新規の材料に乏しい中、堅調な株式市場を背景にドル円は小確りとした値動きを予想している。

http://www.mizuhobank.co.jp/rate/market/pdf/daily/dmn160810.pdf