2016/8/16 FX外国為替各社の予想とお盆明けの流れ
FXブログ
2016-08-16 11:02:03

2016/8/16 FX外国為替各社の予想とお盆明けの流れ

投稿者:のりだーさん

こんにちは
昨日は日中やや円安に流れましたが、予想通りそれほど動かなかったですね。
今日は株価の下落に伴い、やや円安に流れていますが流れとしては弱いです。
今夜のアメリカ消費者物価指数はFOMC前の流れを変えるイベントになるのかという感じで、今日も動きは限定的だと思います。
お盆明けという事で日本側の動きが出てくる可能性もありますが、やはり限定的になると思いますので、細かい売り買い。
もしくは開き直って、手じまいをしてゆっくり休んでいても良いくらいかもしれません。

ロイター
100.70-101.90
[東京 16日 ロイター] -<7:47> ドル100.70─101.90円の見通し、夏枯れ相場が継続 ドル/円は101.24円付近、ユーロ/ドルは1.1185ドル付近、ユーロ/円は113.25円付近。きょうの予想レンジはドル/円が100.70―101.90円、ユーロ/ドルが1.1130―1.1230ドル、ユーロ/円が112.70―113.90円とみられている。アジア時間のドル/円は101円前半を軸にもみ合いそうだ。引き続き夏季休暇の企業が多く「参加者がそろっておらず、動きが出にくい」(国内金融機関)という。株価や原油価格をにらんだ展開が続く見通しで「東京市場では、仲値にかけて多少なりフローがあるかどうか。いずれにせよ、きょうの勝負は午前中」(別の国内金融機関)との声が聞かれた。欧米時間には、英消費者物価指数や独景気期待指数(ZEW)、米消費者物価指数、米鉱工業生産などの指標発表が予定される。

http://jp.reuters.com/article/idJPL3N1AW4YG

SMBC信託銀行
100.70-101.90
米国で発表された経済指標は8月のNY連銀製造業景気指数がマイナス4.21と予想に反して7月(プラス0.55)からマイナスに落ち込んだものの、同月の全米ホームビルダー協会(NAHB)住宅市場指数は60と7月(58)を上回った。こうしたなかドル円相場の動意にはつながらず、100円台後半から101円台前半の狭いレンジで推移した。本日発表される7月の米消費者物価指数(CPI)上昇率は前月比横ばいと市場予想と一致し6月(同0.2%)を下回る一方、同月の米鉱工業生産は前月比0.6%増と市場予想(同0.3%増)に対する上振れを当行は予想*1。まだら模様な経済指標が並ぶなかドル円相場は8月2日安値100円68銭から節目の102円ちょうど辺りで方向感を探る展開か。*¹ 「モーニング経済メモ」, 2016/8/15, Citi Research

https://www.smbctb.co.jp/rates_reports/reports/fx_daily.html

みずほ銀行
100.60-101.60
 昨日のドル円は方向感に乏しい展開。本邦第2四半期GDPは市場予想を下回ったものの、相場への影響は限定的となり、101.26レベルで東京オープン。安寄りした日経平均が下げ幅を縮小させる動きに一時101.46まで上昇も、材料不足の中で上値追いとはならず、101円台前半での推移が継続した。海外時間に入り、英ポンドが下値を模索する動きにクロス円の下落を受けてドル円も連れ安となり、一時100.87まで下落したが、その後は堅調な米株にドル円も101円台を回復し、結局101.25レベルでクローズしている。 8月入り後のドル円は、夏枯れ相場の様相で方向感なく、2円程度のレンジ相場となっている。相場を動意づかせる最大の要因は米国の金融政策動向であろうが、足許では米国の雇用統計が事前予想を上回る程度では、FRBの描く利上げプロセスを辿るという期待感が高まらない状況にある。FRB予想を下回る米GDPや設備投資の鈍化に、一部ではリセッション入りの懸念も指摘される中、世界的な低成長による先行きの不透明感がFRBの正常化シナリオに対する不信感に繋がっていると考えられる。また、日銀がマイナス金利を導入してから本日でちょうど半年、債券市場では長期金利がマイナスで推移し、住宅ローン金利は過去最低水準になったが、貸出の大幅拡大には繋がらず、消費の盛り上がりにも欠ける。9月の会合において金融政策を「総括的に検証する」とし、市場の期待を繋ぐ意図も見えるが、現時点では政策対応の出尽くし感もあり、市場の期待はしぼんだままだ。日米金融政策の点からは引き続き上値の重さが意識されよう。一方、米株式市場はS&P500が最高値を更新するなど堅調。主要産油国の増産凍結への期待を受けたコモディティ関連株の上昇や、上記の米国の正常化プロセスへの懐疑的な見方が下支えしており、これがドル円の足許のサポート材料となろうか。

http://www.mizuhobank.co.jp/rate/market/pdf/daily/dmn160816.pdf