2016/9/9 FX外国為替各社の予想と北朝鮮の核実験
FXブログ
2016-09-09 14:14:26

2016/9/9 FX外国為替各社の予想と北朝鮮の核実験

投稿者:のりだーさん

こんにちは
今日は北朝鮮の核実験の影響もあって朝から円高に流れましたね。
取引してたら書き込みしてませんでしたw
さて、昨日書いた通り日中は動きがありませんでしたが、予定外でEU側の影響で動きました。
しかし徐々に値を落として来ていたところに北朝鮮の核実験のニュースが来ました。動きがあるかと思っていたのですが、慣れとは怖い…。
ただ流石に暴走とも言える状態になりつつあるので、今後の影響も懸念材料になります。
基本的には有事の円高が有名ですが、このままだと経済制裁では済まなくなるリスクは考慮に入れておいた方が良いかもしれません。

ロイター
101.70-103.00
[東京 9日 ロイター] -<07:40> ドル101.70─103.00円の見通し、前日上昇の反動も ドル/円は102.46円付近、ユーロ/ドルは1.1265ドル付近、ユーロ/円は115.40円付近。きょうの予想レンジはドル/円が101.70―103.00円、ユーロ/ドルが1.1220─1.1320ドル、ユーロ/円が114.70―116.00円とみられている。前日のニューヨーク外為市場では、欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁の発言で早期追加緩和観測が後退し、欧州債利回りが上昇。米国債利回りも連動して上昇したことや原油が大幅に値上がりしたことなどを受け、ドルが102.60円まで上値を伸ばし、東京市場の安値から1円超上昇した。一方、ユーロは一時1.1328ドルまで上昇し、ユーロ/円も115.45円まで上値を伸ばした。この日は実質的な五・十日となるため、仲値公示まではドルが下支えされそうだが、「週末を控え、昨日の反動で利食いが出やすくなり、東京の日中は102円後半のもみ合いとなりそうだ」(外為アナリスト)との見方が出ている。前日の海外市場では、2日の米雇用統計後の安値102.80円が上値抵抗線となり、ドルの上昇はその手前で失速した。

http://jp.reuters.com/article/idJPL3N1BK4Z3

SMBC信託銀行
101.70-103.20
ドル円は上昇。日銀の中曽副総裁が講演で「金融機関収益への影響に配慮してマイナス金利の深掘りはできないという考えは採りえない」と発言したものの、東京市場の反応は限定的。その後ECBが政策据え置きを決めるといったんユーロが買われる展開となったが、長続きしなかった。ドラギECB総裁が当面、追加緩和の必要はないとの認識を示したことを受けて米金利が上昇、つれてドル円も102円60銭まで上昇した。この日発表された9月3日週の米新規失業保険申請件数は前週比4000件減少の25.9万件と7月以来の25万件台。労働市場の改善が続いていることを示唆。ドル円は一目均衡表上の転換点(102円76銭)を上抜けて、103円台を目指す方向か。

https://www.smbctb.co.jp/rates_reports/reports/fx_daily.html

みずほ銀行
101.50-102.80
昨日のドル円は北米時間に上昇した。101.85レベルで東京オープンしたドル円は当初より上値を抑えられるような動き。午後に入り、中曾日銀副総裁の講演は玉虫色の内容で、一時この日の安値101.41を示現も、すぐに水準を戻し欧州市場に。注目されていたECBでは全てが据え置きとなるとドル円も大きくは反応せず、101円台後半での推移となった。北米市場に入ると追加緩和に消極的とも取れるECBのスタンスにより金利とEURJPYが上昇し、WTIが47ドル台を回復との支援材料が出てきたことに加え、急きょブレイナードFRB理事がブラックアウト前日の12日に講演を行うとの報道から利上げに対するヒントを期待する向きもありストップを巻き込みながら102.60まで上昇。終盤は揉みあいながら102.49レベルでクローズした。今月初の調査ではECBが今後緩和を行うとの予想割合は8割を超えるものの、今月実施を予想する向きは半数を下回っており、昨晩の結果についてはある程度コンセンサスどおりと言って差し支えないだろう。BREXITについては決して良い影響はなきものの、当時予想された程悲観する必要はないことが分かり始めたフェーズか。今月は日米二極の政策イベントが残されている。今後メンバーが講演等で発言する機会があるため彼らの姿勢の見極めは必要だし、今後来るだろうリセッションに向け、できる内に利上げをしておきたいという見方もできるが、現況では雇用統計とISM非製造業を経て、9月利上げ期待は低調。会合まで日数が限られていることを考えてもこのタイミングで無理に利上げしてくるということは考えづらく、12月会合に含みを持たせるのみとなりそう。また、日銀会合についてはマイナス金利・量・質どの手段も限界論がささやかれる中、市場参加者の日銀緩和の期待が大きく高まるとも思えないが、事前期待の濃淡に関わらず「緩和見送り=円高進行」というのがお約束の反応。昨晩はECBの結果とブレイナード理事講演とのHLに金利とドルにポジション調整が入る流れに102円ミドルを回復した格好になっているが、ドル円のリスクはダウンサイドにありそうだ。

http://www.mizuhobank.co.jp/rate/market/pdf/daily/dmn160909.pdf