2016/9/27 FX外国為替各社の予想と米大統領選討論会
FXブログ
2016-09-27 11:40:09

2016/9/27 FX外国為替各社の予想と米大統領選討論会

投稿者:のりだーさん

こんにちは
昨日は株安や書いておいた黒田日銀総裁の発言などで円高に流れました。
今日は戻ってきていますが、時間的にも10時からの第1回米大統領候補テレビ討論会の影響が大きそうですね。
内容次第で更に円高に流れるかもと警戒していたのですが、逆に動いて予想外です。
今後も影響はかなり受けると思われるので、大統領選が終わるまで(終わってもですけど)関連情報は仕入れておいた方が勝率を上げられそうですね。

ロイター
99.80-101.00
[東京 27日 ロイター] -<7:47> ドル99.80─101.00円の見通し、米大統領選討論会で神経質な値動きか ドル/円は100.30円付近、ユーロ/ドルは1.1253ドル付近、ユーロ/円は112.90円付近。きょうの予想レンジはドル/円が99.80─101.00円、ユーロ/ドルが1.1200─1.1300ドル、ユーロ/円が112.30─113.50円とみられている。東京時間の午前10時から米大統領選の候補者による討論会がある。議論における各候補の形勢を見ながら、ドル/円は神経質な値動きになりそうだという。「相場の目線はどちらかというと下向きになっている。正午にかけて100円の攻防があるかどうか要注意」(国内金融機関)との指摘があった。このほかのイベントとしては、日本では日銀金融政策決定会合議事要旨(7月28・29日分)が公表されるほか、米国では総合PMI速報値、消費者信頼感指数などの指標、フィッシャー米連邦準備理事会(FRB)副議長の講演予定がある。前日の海外時間には、ドルが対円で下落。日銀の黒田東彦総裁の講演・会見における発言で、円を大きく押し下げる措置は今後も打ち出されないとの見方が強まった。ドル/円は一時100.25円に下押しした。

http://jp.reuters.com/article/idJPL3N1C24ZH

SMBC信託銀行
99.50-101.20
ドル円は下落。昨日は日銀の黒田総裁が講演し、新たな枠組みは、マイナス金利の深掘りと長期金利操作目標の引き下げが中心的な手段となると述べた。一方で、これまで年間80兆円としていた長期国債買い入れペースが上下に変動する想定も示したため、市場はポジションを傾けづらい状況となった。その後、欧州の大手行に対する巨額の制裁金支払い懸念に加え、政府支援が拒否される可能性が報じられたことで、欧州市場にとどまらずNY市場でも金融中心に株価が下落。リスク回避的な流れのなかで、ドル円は100円台前半まで売られた。本日は主要指標の発表等はない。欧州金融機関への懸念が再燃するなか、ドル円の下値メドは英国の欧州連合(EU)離脱決定直後につけた99円02銭、上値メドは日足一目均衡表の転換線である101円40銭とみている。

https://www.smbctb.co.jp/rates_reports/reports/fx_daily.html

みずほ銀行
99.60-100.80
 昨日のドル円は下落した。100.92レベルで東京市場をオープンしたドル円は下落基調の日経平均を横目に上値の重い展開。午後にこの日の高値101.08をつける場面もあったが、上値追いの力はなく100円台後半でもみ合いながら海外へ。欧州市場に入ると、独銀行最大手に対する公的支援の有無に関して一部報道が出た(後に当局は否定)ことや、BREXITが強硬に進められる可能性があるとの先行き不安も重なり、リスクオフモードの中、ドル円・クロス円共に円買いで反応。NY市場に入っても、この流れは継続し米株式が続落となる中、ドル円も終始上値重く推移。この日の安値100.25を付けた後、100.34レベルでのクローズとなった。 先週日銀・FOMCと主要な政策イベントを乗りきり、次なる材料待ちと見える。昨晩は欧州発でややリスクオフに傾倒したが、今週は経済指標では水曜の米耐久財受注のほか、木曜に米GDP、金曜に本邦CPIと発表が続く。また本日は日本時間午前10時より第1回の米大統領候補によるテレビ討論が予定されている。従前、支持率の変化に影響を受けるのはMXNやCAD等の限られた通貨のみであったが、選挙日が近づく中で、ドル円や株式等他の通貨やアセットへの影響が高まってきてもおかしくはないだろう。併せて、今日・明日の日程でアルジェリアにて産油国会合が予定されており、先週半ばにかけて増産停止合意がなされるとの期待が先行したが、週末にはサウジの関係筋が暗に合意を否定するような発言をしたり、昨晩は将来的な減産の構えを示したりと原油価格動向に振らされる展開も頭に置いておきたい。 先週の政策イベントを振返ると、日銀の「長短金利操作付き量的・質的緩和」には導入早々に実効性に疑問符が付き、米国サイドでは年末の利上げ期待こそつないだが、来年以降の利上げ回数は下方修正、物価や成長見通しも同じく下方修正となっている状況。動意付く可能性がある材料を先述したが、仮に予想の範囲内の結果が返ってくるのであれば、日米の金融政策の話題がじりじりと効いてくる可能性があり、ドル円のダウンサイドをケアしておきたい。

http://www.mizuhobank.co.jp/rate/market/pdf/daily/dmn160927.pdf