2016/11/2 FX外国為替各社の予想と大荒れに注意
FXブログ
2016-11-02 11:50:54

2016/11/2 FX外国為替各社の予想と大荒れに注意

投稿者:のりだーさん

こんにちは
昨日はあまり動かないかに思われましたが、クリントン氏のメール問題から米大統領選世論調査でトランプ氏優勢の報道で円高に流れる展開になりました。
そして、今夜は27時(明日の午前3時)からアメリカのFOMC政策金利と声明発表があります。
注目は最近の流れから利上げに関する内容の発表があるかどうか。
他の指標として21時15分からADP全国雇用者数や23時から週間原油在庫の発表もありますが、FOMCの方が内容次第で急激に動く可能性があるので、短期で売り買いする人は待ってから売り買いするのも手です。
また明後日は雇用統計が控えているので、ポジションを保持し過ぎはやめた方が良いかもしれません。

ロイター
103.40-104.70
[東京 2日 ロイター] -<07:40>ドル103.40─104.70円の見通し、米大統領選めぐる不透明感でドル売り ドル/円は104.00円付近、ユーロ/ドルは1.1058ドル付近、ユーロ/円は115.03円付近。きょうの予想レンジはドル/円が103.40―104.70円、ユーロ/ドルが1.1000─1.1100ドル、ユーロ/円が114.40―115.70円とみられている。ニューヨーク外為市場では、ドルが対ユーロで約3週間ぶりの安値に下落した。米連邦捜査局(FBI)が先週末に米大統領選の民主党候補クリントン氏のメール問題をめぐり操作を再開すると発表し、米国の政治情勢の先行き不透明感が高まったため。「米国市場の流れを受けて株価が下落すればリスク回避の円買いにつながるが、米大統領選にまつわる不透明感からドル売りの流れになりやすい。このためクロス円は比較的安定的な値動きとなる余地もあり、それぞれの通貨でまちまちの値動きになるのではないか」(外為アナリスト)との見方が示されている。ただ、東京時間では103円台でドル買いが入りやすいとみられ、103円半ばを大きく割り込んでドル安が進む可能性は低いとみられている。

http://jp.reuters.com/article/idJPL4N1D264C

SMBC信託銀行
103.60-104.90
ドル円は反落。日銀は金融政策決定会合で現行政策を維持し、物価目標の達成時期を2018年度ごろに先送りした。市場予想通りとあって円相場への影響は限定された。一方、10月の米ISM製造業景況感指数は51.9と7月以来の水準へ上昇したが、米ワシントンポスト/ABCの最新世論調査で共和党のトランプ候補と民主党のクリントン候補の支持率が逆転したと伝えられると、政局の先行き不透明感が強まった。こうしたなか、円とスイスフランが買われるリスクオフの展開となり、ドル円は103円台後半へ下落した。日本時間3日早朝に発表される米連邦公開市場委員会(FOMC)の金融政策では政策金利が据え置かれる公算が大きいが、声明文に政策金利を引き上げる時期が「次回会合」など具体的に示唆されるかどうか注目。ドル円の下値メドは日足一目均衡表の雲上限103円51銭。

https://www.smbctb.co.jp/rates_reports/reports/fx_daily.html

みずほ銀行
103.00-105.00
 昨日のドル円は下落した。104.84レベルで東京オープン。正午前に日銀金融政策決定会合で現状維持が発表、展望リポートではインフレ見通しの下方修正並びに物価目標達成時期も「18年度頃」と先送りされたが、どちらも事前予想通りであり、値動きは限定的となった。104円台後半のまま海外時間入り後、英ポンドショートの巻き戻しでポンドクロスが全般的に上昇する中、ドル円は連れ高となり一時105.12まで上昇。その後の米経済指標に対する反応は限定的となったが、最新の米大統領選世論調査でトランプ氏優勢との発表を受けて、米株・米金利の下落を横目にドル円も下値を試す動きとなり、一時103.80まで下落。その後はやや値を戻し、104.15レベルでNY17時を迎えている。 本日のFOMCでは政策金利及び声明文の公表がされる(議長会見なし)。足許では利上げの根拠に十分と思われる経済データが積みあがる一方、昨日や10/28に見られた米大統領選関連報道を受けてマーケットが反応している状況に、接戦の様相を呈していることから、大方の予想通り大統領選直前の利上げは想定しづらい(FF金利先物からは84%程度が据え置きを予想)。他方、前回9月FOMCのイエレン議長会見では「利上げが正当化されるか、11月の会合で判断する」と述べていることから、12月利上げを示唆するプレアナウンスが声明文に入るかに注目が集まる。昨年12月の利上げ前の10月FOMCでは、声明文において「次回会合で利上げが適切かどうか、雇用と物価指標の前進ぶりと今後の予測を評価」と、あえて”次回会合”に言及したことで、35%程度の年内利上げ織込み期待を大きく高める結果となった。しかし、今回は足許の米経済指標が安定、Fedメンバーからも年内利上げに前向きな発言が続き、7割程度まで12月利上げを織り込む中で、あえて利上げシグナルを挿入する必要はないと感じる。真新しい内容でなければ、一時的な失望売りが予想されるが、12月利上げ期待が剥落するものではなく、ドル円は年内の底堅さを維持すると予想する。

https://www.mizuhobank.co.jp/rate/market/pdf/daily/dmn161102.pdf