2017/1/17 FX外国為替各社の予想と英首相発言に注意

こんばんは
たまにはこんな時間に…(忘れてた)
昨日は予想通りやや円安にながれました。
今日この後行われるイギリス、メイ首相の発言には注目です。
英国EU離脱問題もですが、英ポンドの下落の影響が大きく、ドル円も動いています。
離脱表明自体はかわらないと思いますが、市場がどう動くかに注視しましょう！

ロイター
113.60-114.90

［東京　１７日　ロイター］ -＜０７：４７＞　ドル113.60─114.90円の見通し、英首相演説待ち　ドル／円は１１４．１５円付近、ユーロ／ドルは１．０６０１ドル付近、ユーロ／円は１２１．０５円付近。きょうの予想レンジはドル／円が１１３．６０―１１４．９０円、ユーロ／ドルが１．０５４０─１．０６７０ドル、ユーロ／円が１２０．５０―１２１．８０円とみられている。この日はメイ英首相が欧州連合（ＥＵ）離脱交渉計画について演説を行う予定であるほか、英国の１２月分消費者物価指数や生産者物価指数などの指標も予定され、英ポンドの動向に関心が集まりそうだ。前日の早朝に英ポンドは、一部報道を手掛かりにした「ハードブレグジット」懸念から急落した。「通常、窓を開けて取引が始まったあとは、その後は窓を埋め合わせるような値動きがみられるが、昨日のポンドはそうならず、弱含みのままきょうに至っている」（外為アナリスト）という。英テレグラフ紙は１６日、メイ首相がブレグジットで優先する１２分野に、単一市場と関税同盟からの撤退が含まれる見込みと報じた。市場は、前日に引き続いて、リスク回避の円買い様相を呈する中、メイ首相の演説内容次第では、ポンド安、ユーロ安と同時にドル高、円高が進み、円がドルより一段と買い進まれる可能性が指摘されている。

http://jp.reuters.com/article/idJPL4N1F64R0

SMBC信託銀行
113.30-114.70

キング牧師の誕生日に伴い米国が祝日となるなかドル円相場に明確な方向感は出ず、113円台後半から114円台前半でのもみ合いとなった。本日は1月のNY連銀製造業景気指数が発表されるが、市場予想によれば8.5と昨年4月以来の高さとなった前月（9.0）に続き高水準が維持される見通し。また、NY連銀のダドリー総裁が講演を行うが、米次期政権による経済対策を背景に景気回復や利上げに関するペース加速の可能性が示唆されれば、ドルのサポート要因となり得るだろう。ただ、英国ではメイ首相が欧州連合（EU）離脱に伴う交渉計画について演説を行う予定で、投資家心理の悪化を受けて円買いが進む可能性も。ドル円は昨年12月8日に付けた安値113円13銭付近が目先の下値メド。

https://www.smbctb.co.jp/rates_reports/reports/fx_daily.html

みずほ銀行
113.00-114.40

　昨日のドル円は下に行って来いの展開。東京時間114.23レベルでスタート。先週末の英国EU離脱をめぐる報道によりハードブレクジット懸念が再燃し、英ポンドが対円でも下落する中、ドル円も連れ安となり113.97まで下落。午後にかけてもリスク回避の円買いが優勢となる中、ドル円は軟調となりロンドン時間の入りにかけて安値113.61まで下落した。海外時間入り後は、英首相報道官からの「（ハードブレクジットを表明するとの報道は）憶測だ」との発言や、トランプ次期大統領が英国との貿易協定を速やかにまとめる意欲があるとの報道からリスクオフムードが和らぎ、ポンドが買い戻される中、円は調整売りが優勢となり114円台を回復。その後は114円台でのもみ合い推移が続き、114.17で取引を終えた。　本日のドル円はメイ英首相の演説を控え、上値重い推移を予想。昨日のロンドン時間に英首相報道官より首相演説でのハードブレクジット表明を否定する発言が出たことで、一旦リスクオフムードは落ち着いたものの、きちんと結果を見極めたいとの向きが大勢。EU単一市場へのアクセスよりも移民制限を優先する方針が正式に表明された場合は、リスク回避の円買いが加速しドル円は下値を試す展開となろう。また、今週は米国でもイベントが集中しており、NY連銀総裁とサンフランシスコ連銀総裁講演のほか、次期米商務長官ロス氏と次期米財務長官のムニューチン氏の公聴会、19日にはイエレンFRB議長の講演、20日には米大統領就任式を控える。米次期政権の具体的な政策発表はまだ先になると想定される中、これだけ予定が詰まっていれば投資家の円売りポジションは一旦整理されると考えられ、週を通じてドル円の上値が切り下がる展開を想定している。

https://www.mizuhobank.co.jp/rate/market/pdf/daily/dmn170117.pdf

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