2017/1/25 FX外国為替各社の予想と大統領に注意
FXブログ
2017-01-25 18:39:18

2017/1/25 FX外国為替各社の予想と大統領に注意

投稿者:のりだーさん

こんばんは
先週末のトランプ大統領の就任演説を受けて徐々に円高に流れていましたが、昨日から徐々に円安に流れています。
ただ、株式に資金が流れてきた為、円安に流れたという感じでしたね。
トランプ大統領については依然として保守的な部分しか見えてこないので、値を戻してきているものの中期で考えた場合はドル安の可能性も十分ありそうです。
来週のFOMC金融政策発表まではそれほど強い要因がないので、トランプ大統領の発言や政策に乱されないようにしたいところですね。

ロイター
113.00-114.50

[東京 25日 ロイター] -<07:33> ドル113.00─114.50円の見通し、株高予想で下値リスク若干後退 ドル/円は113.85円付近、ユーロ/ドルは1.0733ドル付近、ユーロ/円は122.15円付近。きょうの予想レンジはドル/円が113.00―114.50円、ユーロ/ドルが1.0680─1.0780ドル、ユーロ/円が121.50―122.80円。「前日米国で株高となったことで日経平均も上昇が予想され、ドル買いも入りやすいとみている。ただ、トランプ政権にまつわる不透明感もあるため、一方向への流れにはなりにくいだろう」(外為アナリスト)という。前日のニューヨーク外為市場では、保護貿易主義色の強いトランプ大統領の就任演説を受けて軟調だったドルが円とユーロに対して反発した。前日の米債券市場では、企業業績見通しの改善を受け、株式市場に資金がシフトするなか、安全資産とされる米国債に対する需要が低減し、債券利回りが上昇した。また英最高裁判所が24日、政府による欧州連合(EU)離脱手続きの開始には議会の承認が必要との判断を下したことで、ハードブレグジットに対する懸念が後退し、格付けの高いユーロ圏国債が売り戻され、利回りが上昇した。

http://jp.reuters.com/article/idJPL4N1FE5PF

SMBC信託銀行
113.30-114.60
米国で発表された昨年12月の中古住宅販売件数は年率549万件と市場予想(同552万件)を下振れた。これを受けてドル円に下押し圧力がかかり112円台後半で推移する場面もみられた。ただ、米国株が堅調に推移するなど市場心理が持ち直すなか、反発地合いとなり、ドル円は113円台後半へ上昇した。米国のムニューチン次期財務長官が「過度なドル高に対する懸念を示した」と23日に報じられたことで、市場では要人発言に対する警戒感がくすぶっている。昨晩の米国市場の流れを引き継ぎ日本株が上昇すればドル円の支えとなろうが、日足一目均衡表雲上限の位置する114円97銭前後では上値を抑えられよう。

https://www.smbctb.co.jp/rates_reports/reports/fx_daily.html

みずほ銀行
113.30-114.70
 昨日のドル円は上昇した。米次期財務長官の「過度なドル高は短期的にはマイナス」との発言を受けてオセアニア時間に安値112.52を付けたが、持ち直すと東京時間112.80でスタート。序盤は日経平均株価の上昇を受けて113円台へ小確りと推移したが、日本株が反落するとドル円は112円台後半まで連れ安に。特段材料のない中、ショートカバーが入り113円台まで戻すと、海外勢参入後は113円台前半で方向感なく推移。英最高裁のEU離脱に関する判決を受けて英ポンドが乱高下したが、ドル円相場への影響は限定的となった。12月の米中古住宅販売件数が予想を下回ると一時113円台を割り込んだが、米大統領がパイプライン計画を推進する大統領令に署名したことで素材セクターを中心に米株に買いが入る中、米金利の上昇にもサポートされクロス円が底堅く推移。ドル円は高値113.89まで上げ幅を拡大し、113.79レベルでNYクローズを迎えている。 本日のドル円は方向感の出づらい展開を想定。昨日は石油パイプライン建設を推進する大統領令への署名が材料視され、米株S&P500種、ナスダックは史上最高値を更新。日経平均先物も上昇していることから、本日東京時間については日本株への買い戻しが入ると見られ、ドル円も小確りと推移するだろう。しかし、トランプ氏の保護主義的な姿勢が強まっていることへの警戒感は依然として高い。また、長期のドル高を支持していた次期財務長官が、短期的には過度なドル高への懸念を滲ませるなど、同氏や米大統領自身から更にドル高への牽制が入る可能性も充分にある。係る中で積極的にドル買いを進めるのは難しく、上値追いは限定的となるのでは。2月28日に開催が決まった一般教書演説や、予算教書演説で政策が示されるまで、方向感の出づらい展開が続くだろう。

https://www.mizuhobank.co.jp/rate/market/pdf/daily/dmn170125.pdf