FXと外貨預金を比較
FX会社を利用した外貨預金とは
実はFXでできる低リスク&低コストの外貨預金
金融商品の知識がある人の中には
「FX=デイトレード」
と思っている人も多いでしょう。
また、リスクが高いイメージで危険な商品だと認知されていたりします。
しかし
実際は危険なものではなく、FXがハイリスクなのは、
知識が全然ない方がデイトレードを行ったり、10倍以上という大きなレバレッジをかけた場合の話です。
レバレッジを掛けなければ、低リスク&低コストの外貨預金として、銀行預金のように長期保有の安全な資産運用先として利用する事も出来ます。
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大きな外貨預金のリスク
預金だから損をしない?
外貨預金と書いてあると預金なのだから損はしない。と思われる方も多いのではないでしょうか?
実は大きな間違いです。
銀行の外貨預金のページを見て下さい。必ず「元本割れとなるリスクがあります」というような内容の表記があります。
預金という言葉に騙されないようにして欲しいです。FXと比較すると手数料が物凄く高い為、外貨預金では短期の売り買いをしてしまうとむしろ元本割れにしかなりません。
※FXでも為替変動によってマイナスになる事はあります。ただ同じ取引をしていても手数料が違いすぎる為、FXの方がメリットが大きいです。
外貨預金の1年定期とFXではどれだけ違う?
FX 外為オンライン |
外貨普通預金 東京三菱UFJ銀行 |
|
---|---|---|
購入額 | 1万豪ドル | 1万豪ドル |
レート | 85円 | 85円 |
利率 | 3.4% | 0.5% |
利息 | 28,900円 | 4,250円 |
手数料 | 120円 | 4万円 |
損益 | 28,780円 | ▼35,750円 |
上の表は、2012年7月29日の数字。
金利は1万通貨(豪ドル/円)で算出し、1年後の為替レートが、購入時と同じものとして算出しました。
上の図から、FXの方が銀行の外貨預金に比べて利率がよく、もらえる利息が約5倍です。
もっとも違いがあるのはなんと言っても手数料ですね。
上図の場合、銀行の外貨預金が4万円もかかるところ、FXはたった120円かなりの差があります。
※為替相場の変動を考慮に入れない場合の計算です、常に為替相場は変動している為必ずしも上記のようになりません。下記でオススメしているトルコリラは銀行では取り扱いが少ないので以前の豪ドルでの例を載せています。
FX・外貨預金・外貨MMF比較でお得度を確認
2012年5月1日現在の数字。金利は1万通貨で豪ドル/円で算出
FX | 外貨預金 | 外貨MMF | |
---|---|---|---|
預入金額 | 5,000円程度 から可能 | 10万円以上 | 1万円以上 |
豪ドル 手数料 | 片道1.2銭 (0.012円) | 片道2円 | 片道60銭 (0.6円) |
受け取りタイミング | 日割計算 24時間 受取可能 | 預入時に 決定し 満期に受取 | 解約時に 受取 |
スワップポイント or金利 | 3.65% | 1.800% 三菱東京 UFJ銀行 | 3.65% カブドットコム 証券 |
解約 | いつでも可能 | 原則として 満期に可能 | 購入翌日 以降可能 |
為替差益 | 円高・円安 どちらでも 可能 | 円安時のみ | 円安時のみ |
為替差損 | 円高・円安 どちらでも 発生 | 円高時のみ | 円高時のみ |
取引時間 | 24時間 取引可能 | 受付は 24時間 | 受付は 24時間 |
取扱通貨 | 多い | 少ない | 少ない |
為替 レート | 24時間 リアルタイム | リアルタイム ではない | 取引会社 指定の時間 |
資産保全 | 保護の対象内 分別管理 | 預金保護の 対象外 | 預金保護の 対象外 |
FX | 外貨預金 | 外貨MMF |
どうしてFXは銀行の外貨預金よりお得なの?
FX会社の為替取引は、システム化されており、ほぼ全ての業務が自動化されています。つまり、人件費や店舗等の固定費がほとんどかからない分、為替取引のコストを極限まで下げられます。
対して銀行は人件費や店舗等の固定費がかかるため、手数料を上げ、金利を下げないと利益を出す事が出来ません。
狙い目の通貨は豪ドルじゃなくトルコリラ!
長期運用で人気なのは「豪ドル」でした。
以前は高金利通貨の代表と言えば「豪ドル」だったのですが、2016年2月時点で豪ドルの金利は2.0まで落ちてきています。
その為最近は2016年2月時点で7.5%と金利が高いトルコリラの方が人気になっています。
また南アフリカのランドも6.75%(2016年2月時点)と長期取引では人気です。
※注意して欲しいのは通貨の売り買いを逆にしない事、また長期取引は本当に長期で取引した場合の方が有効です。慌てて売り買いして短~中期になってしまうと損をする事もあります。
長期取引向け口座
基本的に長期取引は保有期間が長いのでスワップポイントが高いFX会社を選ぶようにしましょう!
また高金利通貨の代表であるトルコリラや南アランドは取引できるFX会社が限られています。その為FX会社選びは重要です。
南アランドで取引できるFX会社
ゴールデンウェイ・ジャパン
高金利通貨の南アフリカランドの取引が可能
南アフリカのランドでの取引ができます。
更にこの後説明する自動売買(シストレ)にも対応している為、初心者が長期運用したい場合はおすすめと言えます。
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トルコリラ、南アランドのどちらも取引できるFX会社
セントラル短資FX
高金利通貨のトルコリラと南アランドのどちらも対応
セントラル短資FXはトルコリラと南アランドの両方に対応しているFX会社です。
どちらにも対応しているFX会社はあまりなく、スワップポイントも多いのでおすすめです。
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